超音波式の加湿器は、水に超音波を当てることで微粒子にし、それをファンで送りだす方式です。これは、霧吹きのようなイメージと言えます。



この加湿器の特徴は、加湿装置がコンパクトにできることから、いわゆるデザイン家電などで採用されています。特に、デザインにこだわる方にお勧めです。



利点としては、消費電力が少ない、小型でデザインがきれいなものが多いことが挙げられますが、欠点としては、タンク内の水を衛生的に保たないと、吹きだす蒸気に雑菌が混ざりやすい上に、水分中のカルキも空中に放出されるので、乾燥したときタンク内に白いものが残ることもあります。なお、最近は除菌機構を搭載し清潔性に配慮されている機種も増えてきております。



この他にも、超音波×ヒーターのハイブリッド式の加湿器もあります。これは、超音波式をベースにし、ヒーターを搭載したハイブリッドタイプで、乾燥時はヒーターで加湿パワーを高め、湿度が安定すると超音波のみに切り替わることにより、超音波の弱点をカバーするものです。



「おもしろ家電」
2016/07/14(木) 10:36 家電 PERMALINK COM(0)
リチウム電池とは、正極にリチウム含有金属酸化物を、負極にはグラファイトなどの炭素材を、電解液に有機電解液を使用した二次電池のことを言います。


一昔前は、リチウムイオン電池は3000回の充放電で20から30%程度の電池容量が減少すると言われていました。しかし、最近では開発が進み、3000回の充放電でも電池容量が10%程度しか減少しないリチウムイオン電池も登場しています。


ニッケル水素電池と比較すると、エネルギー密度と充放電エネルギー効率が非常に高く、また残存容量や充電状態が監視し易いといった特長があることから、今日では、蓄電池の中でも特に普及や技術開発の取り組みが推進されております。


その用途は、携帯電話やノートパソコンを始めとする幅広い電子・電気機器に搭載されており、技術開発が進んだ近年においては、電気自動車などの交通機関の動力源やスマートグリッドのための蓄電装置としても研究開発が推進されています。


また、住宅や小規模店舗、オフィスに導入される蓄電池の多くは、リチウムイオン蓄電池であり、現在のところリチウムイオン蓄電池を導入する方を対象とした補助金事業が設けられています。





大容量ポータブル電源「PowrArQe」
2015/07/17(金) 09:14 家電 PERMALINK COM(0)