就職活動をするのを「就活」、生涯を終えるための準備をするのを「終活」、そして、結婚相手を探す結婚活動を「婚活」といいます。
少子高齢化対策や未婚化、晩婚化にともない、婚活の重要性は、今日の日本ではその重要性は高まる一方です。
「婚活」といえば、昔の人はお見合いを想像しますが、もっと幅広い活動です。例えば、大学生の「就活」では、リクルートスーツを揃え、希望する業種や会社を決めて情報を集め、エントリーシートを書いて志望企業に提出し、企業巡りを行って試験を受けるなど、幅広い活動をおこないます。
婚活もこれと同様に、女性であれば、料理の苦手な人は料理教室に通ったり、エステ通いやダイエットに挑戦したり、お花やお茶を習ったりして、自分の付加価値を上げようとする人もいるでしょう。
また、男性であれば、家族を持つことに備えて年収UPに繋がる資格を取得したり、ジムに通って体を鍛えたりして、男性としての魅力アップに努める人だっているでしょう。結婚資金を作るために貯金をするのも立派な婚活の一部です。
しかし、これらは、自分磨きであったり、結婚に備えての準備にすぎません。婚活で一番大事なことは、新しい出会いを求めることです。結婚には相手が必要であり、結婚相手が出来なくては結婚することは出来ないからです。
この新しい出会いを見つけるための手段としては、婚活サイトや結婚相談所を利用する、お見合いパーティーや合コンに参加する。あるいは、親戚や友達に紹介を頼むなどがあります。
ただし、いくら新しい出会いがあっても、肝心の結婚につながる出会いでないと話になりません。
端から、結婚するつもりがない相手と出会っても、結婚にはつながらず、徒労に終わってしまいます。
すなわち、本当の婚活は、将来、結婚したいと思っている独身の人に出会うこと。そのためには、結婚を望んでいる人が沢山いる場所に行くことなのです。
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