外出時や会社に居る時など、家族がばらばらの時間帯に地震が発生したら、家族のことが心配になりますよね。
そんなとき、役に立つのが安否確認のサービスです。今では、NTTの災害伝言ダイヤルをはじめ、さまざまなサービスが提供されています。
■通信障害時には災害伝言ダイヤルが便利
NTTの災害伝言ダイヤルは、局番なしの171番に電話をして伝言を録音しておくと、自分の電話番号を知る人が電話して、その伝言が再生できる仕組みです。
これは、一般加入電話だけでなく、携帯やPHS、公衆電話からもかけることができことから、東日本大震災では大いに活躍しました。
大きな災害が発生すると、通信障害で電話が通じにくくなることがありますし、東京などの大都会で直下型地震が発生すると、職場から帰宅できない帰宅難民が大量に発生することが予想されています。そんなときに頼りになるのがこのサービスなのです。
■スマートフォン向けの安否確認アプリ
最近では、スマートフォン向けに安否確認の無料アプリがたくさんあります。これは、登録した相手の安否確認ができなくなったら、自動的に通知してきたり、自分の安否確認ができないときは、登録した相手に登録メッセージを送ったりするものなど、様々な機能があります。
中には、通信障害が出たときでも優先的に利用できることをセールスポイントにしたものもありますし、携帯電話からインターネットサービスを通じて文字情報を送れる災害伝言板もあります。
安否確認で忘れてならないのは、家族全員で避難場所を確認しておくことです。各自治体の防災マップには地域ごとの避難場所が掲載されています。
収容人数の関係で避難場所を移るときは、伝言板に書き込んでおけばすぐに見つけることができます。
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